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ももちゃんのこと

暑いですね〜

二日ぶりの更新は・・・


ももちゃんが主役で〜

ももちゃんはふう太郎とさくらと一緒に生まれた兄弟です。




今日は、ももちゃんの命日でした。

9年前の今日・・5ヶ月で天使に戻っていきました。

ももちゃんの最後はとても悲しくて辛いものでした。

守ってあげられなかった、私の甘い考えが引き起こしたことだと思っても

人を恨む気持ちも生まれてしまいしばらく人が怖くて仕方なかった。

ということから想像できるように・・あまりいいお話ではありません。




去年のこの日にもももちゃんのこと書こうと思ったんですが、できなかった。

まだ、感情的になってうまく書けなかったので、今年は書けそうな・・

時間かかるかもしれないけど・・ももちゃんのかわいい写真もあるので載せたかったのです。


がんばって、今日中にはupしなとなあ〜〜〜





では〜ももちゃんのお話です〜



2002年3月5日、ふう太郎、さくら、嵐(もらわれていきました〜)、ももちゃんが生まれました。

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右側の3匹団子になっている子たちの1番前がももちゃんです。

ももちゃんはお顔に柄があります。


ももちゃんは、ちょっと小さくておっとりしてたから、おてんばなさくらに押され気味でした・・(^^)


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私が東京から戻ってきたとき、うちにはチョロちゃんという野良から家猫になったキジトラがいました。

ふう太郎たちの半年前にトットというおんにゃのこのを生んで、その後ふう太郎たち4匹を生みました。その後、避妊しました。


一匹だったところにあっという間に、6匹になってしまい、1匹はもらわれましたが・・あとはうちで飼おうと腹をくくっていました・・私だけ。母は文句言ってましたが・・(^_^;)


母は外に出していたので、私もあまり深く考えずチョロちゃんが外に行くのに、ちびにゃんたちがぞろぞろとくっついていくのを黙認してました。


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隣近所がくっついているので、文句が出るのは時間の問題で・・・・

後ろの方のおばあさんに「猫に紐をつけておけ」と言われました。

その後にもそこのうちの嫁のおばさんに、家に呼びつけられ・・

猫が屋根から落ちてきて植物の葉っぱを折った・・と言われました。

私は平謝りで・・気をつけますとしか言えませんでした。



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ももちゃんたちは5ヶ月で遊び盛りで・・人の家の屋根にも上るんだ・・??と・・

で、野良にゃんもいるので、間違われないように、首輪をつけることにしました。

まだ、か細い首に首輪をするのは・・かわいそうな気がしましたが。

ふう太郎やさくらはすんなりとなじみましたが、ももちゃんはいやがっていたのをよく覚えています。


ももちゃんは、人に慣れていて、そこのおばあさんが外でなでているのを見たことがありました。

文句言ったのに、猫好きなのかな・・なんて・・のんきに考えていた自分を”ばかじゃないの!”と今は思います。



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植木のことで、文句言われた1週間後でした・・・。

8月2日の朝5時くらい・・・


その日は、朝からお天気がよくて・・暑い日でした。


朝から、外に出ていた猫たちが・・騒いでる・・と、母が1階で大きな声で言って私を起こしました。

すぐに起きて窓の外のを見ると、幅20センチくらいの下水を猫たちが丸くなってのぞいていました。

下水の深さは15センチくらい・・水もいつも流れているわけではないので・・


私は、何かよくわかりませんでしたが・・すぐに外に出てそこに行きました。

猫たちがよけて、そこに見たのは・・・




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ももちゃんが下水の中に横たわっていました。

つけたばかりの新しい首輪に、1メートルくらいの植物に使う緑の支柱が通っていて・・・

首を絞められていました。



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ももちゃんは、少し舌を出し・・目は薄目を開けていました・・。

苦しかったんだと思います。

「ももちゃん!!ももちゃん、ももちゃん!!」と呼びながら、支柱を抜こうとしました。

でも、固くしまっていてぜんぜん動きません。

母にはさみを持ってきてもらい、首輪をやっと切って・・・。



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まだ、暖かかったから・・

すぐに病院に連れて行きました。

車で20分くらい。

信号で止まるたびに・・ももちゃんの鼻に息を吹きかけたり・・してた・・。


病院で先生は注射を打ったりしてくれたけど・・だめでした。


暖かかったけど・・だめだった・・もう少し早ければ・・もう少し・・もう少し前は生きていたのに・・




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家に帰ってきてももちゃんをタオルで包んで箱に入れたあと、母と近所の庭とかを見て歩きました・・。

母が「猫が殺された〜」と騒ぐので・・近所のおばさんたちが出てきました。

文句を言ったおばさんも「そういえば、猫が首から棒を提げて走っていだっけえ〜」と言いに来ました。

猫が自分から棒を首輪に入れることがあるんでしょうか・・・?

5ヶ月の子ねこが何かの拍子にそんなことになってしまうんでしょうか・・?


自分の首を絞めるほど、何をすれば猫が自分でそうなるんでしょうか・・?



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私は、怒りと悔しさで爆発してしまいそうでしたが・・我慢して騒ぐ母を連れて家に戻りました。


その時から、ももちゃんは殺されたのだ・・と思ってきました。

そして、あの文句を言った人たちに・・と。

あくまでも、推測でぜんぜん証拠も何もなく私の怒りと悔しさだけの思い込みかもしれません。





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猫が憎いのではないんです・・きっと。

私たち家族はここには後から移り住んできたんです。

周りはずっとここで生まれて住んできた人たちです。

父も母も、この町の生まれではないんです。

私たち家族が鼻につくんだろう・・と思ってきました。

いままでも、たくさん嫌がらせをされてきたのです。

近所の人たちには・・。

でも、猫を、命を奪うことまでするというのに・・・人ってそうゆうことまで簡単にするんだ・・と

思うと、これからも何か気に触ることをするとなにかされるんじゃないかと・・・

すごく怖くなって・・家からあまりでられなくなりました。


猫たちももちろん、外には出さないようにしました。



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私が甘かったんです。よくわからなくてたくさん飼ってしまって・・命に対して無責任だったんです。

文句を言われてすぐ外に出さないようにすればよかったんです。

猫たちがお外に出たいと騒ぐと、母はよくわからないから・・外に出してしまったりしてました。

今でも説明してもわからないです。

私は半狂乱になって捜します。今でも・・。



まさか・・こんなことするとは思わなかったです。

私たち家族への嫌がらせ、見せしめだったんだと思ってきました。




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猫に毒を盛る家族もいて知り合いは何匹も殺されても・・外に出しています。

私にはなぜ外に出すのかよくわからないですけど、それぞれなので何も言えないですけど。

今は毒を盛った家族も皆亡くなって・・あまりいい亡くなり方ではなかったです。



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東京から帰ってきて母を介護していくのに、近所の人にもお世話になるときもあるかもしれないから、今まであまり挨拶したこともなかったけど自分から挨拶したりしてました。

でも、そんなことがあってから・・怖くてやめてしまいました。

とくに、文句を言われた人たちとは道ですれ違うときも反対側の方によけて顔も向けずに逃げるように走って行くようになりました。

マタギ・・の人たちは、野良猫を練習に撃つんだそうです。

マタギなんです・・。そこの人は。

今年の春、そこの庭で男の人が「猫が来た〜」と言って、たたいている音がしました。

マタギの人が使う、網があるんだそうです。周りにおもりの着いたのが・・それは抜けられないんだそうです。

「死んだあが?」・・と聞こえた・・。


怖かった・・。耳をふさいだ・・。


見たわけではないのであくまで私の推測ですが・・。




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震災があって、文句を言われた人たち以外は挨拶はできるようになりましたが・・

私の中でまだ許せなくて怖くてそこの人たちとは接したくないし会いたくもないです。

でも、きっとここで生きていくし・・母が亡くなったら私ひとりだし・・怖いけど怖くないように・・

自分の中で・・整理しないとと思ったり・・でも無理してもだめだしとか・・。

いろいろ考えますが・・


あまり被害者意識や被害妄想になってもいけないしとか・・・


9年たってもまだこんなです。




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ももちゃんが亡くなって何年かしたころ、ももちゃんがよく遊んでいた隣の庭のあたりを見て思い出していました。

「ももちゃん、ごめんね。。守ってあげられなくてごめんね。せっかく私のところに来てくれたのにごめんね、ごめんね・・・」と心の中でつぶやいていました。


そしたら・・・

ももちゃんが・・

「おねえたん、ももはね、おねえたんのところに行って楽しかったよ。短い間だったけど、幸せだったよ」と

いってくれたよ〜〜〜〜な気がして・・。




それから・・なんか・・・とても気が楽になったんです。


ももちゃんが・・きっと来てくれたんだと、思うことにしています。



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ももちゃんは、悲しい最後になってしまいました。

ふう太郎とさくらは元気に10歳を迎えました。

ももちゃんの分まで元気で長生きしてほしいです。

なにより、最後までちゃんと寄り添って向き合っていきたいと思います。

父も病気が見つかってあっという間に逝ってしまったし、ももちゃんとトット、チョロちゃん・・

自分の無知であったり、怖くて動けなかったり・・・満足にお世話できなかったです。




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だからふう太郎とさくらが病気になったとしても、最後まで怖がらず自分ができることをやってあげたいです。

辛いこともあるけど・・やっぱりしてあげたいですよね!!

仕事もふう太郎たちのために休める仕事しなくちゃなあ〜〜〜〜〜(^^)

そしたら、食べていけないかあ〜〜〜(^◇^;)




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ふう太郎たちの後に、私がこれからまだ猫さんを飼える時間があるなら・・・


トットとももちゃんが生まれ変わって・・それなりに大きくなって・・出会えたら・・・

とても嬉しいな・・・


トット・・ももちゃん・・・待っているよ〜〜〜

その時は、「トット来たよ」「ももちゃんよ〜」と・・・心の中につぶやいてね・・・









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長くなりましたが・・読んでいただいてありがとうございました。








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Author:サクラ
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